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小笠原持長 (京都小笠原氏) : ウィキペディア日本語版
小笠原持長 (京都小笠原氏)[おがさわら もちなが]

小笠原 持長(おがさわら もちなが、元中元年/至徳元年(1384年) - 長禄2年(1458年))は、室町時代中期の有職故実家。民部少輔備前守。号は浄元。小笠原満長の子。小笠原流弓馬故実の基礎をつくった人物である。
室町幕府の近習にあり、応永30年(1423年)に幕府的始の騎手を務め、永享2年(1430年)には6代将軍足利義教の「御弓師」(弓術師範)となっている。歌道に通じ、清巌正徹の『草根集』などにも名が見える。
著書に「騎射秘抄」、「射礼私記」、「射御拾遺集」、「笠懸日記」等がある。長禄2年(1458年)没、享年75。
== 参考文献 ==

* 安田元久編『鎌倉室町人名事典』新人物往来社、1990年。
* 二木謙一著『中世武家儀礼の研究』吉川弘文館、1985年。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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